2024年11月 せいぼだより
今月のみことば
「主と共に働くわれらは、主と共にその実りを味わう。」
(詩編127)
先日、来年度の入園説明会を行いました。例年に比べると少ないように思いましたが、一人でも多くの子どもたちの入園を期待しながら11月1日からの願書受付を待ちたいと思います。(ちなみに以前は受付前日から並ぶ人たち、バイトで並ぶ鹿大生の姿もあったようです。)
その入園説明会のときに話したことですが、聖母幼稚園の子どもたちはわたし、あなた、私たちを身に付けて卒園していくようです。自分のこと、お友だちのこと、みんなのこと。この当たり前のことのように思えることが難しくなってきている現在。子どもたちは毎日の繰り返しを通して当たり前を身に付けています。自分自身のことの繰り返し、お友だちとの繰り返し、先生たちとの繰り返しを通して、当たり前が普通になり感謝する心、ありがとう、ごめんなさいの言葉が自然に出るように思います。
モンテッソーリ教育で大切にしている人的・物的環境を通して毎日、一人ひとりが実りある体験ができているように思います。そしてそれは子どもたちだけでなく、職員にとってもたくさんの気付きがあり、子どもたちの次の成長、変化の始まりにもなっているように思います。
園長 泉 浩二