2020年7月 せいぼだより

今月のみことば

「神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは極めて良かった。」

(創世記1章31節)

新型コロナウイルスの影響もあり、例年になく一学期があっという間に過ぎてしまったように感じます。幼稚園だけでなく、いろいろなところで準備、計画されていたものができなくなっています。

またコロナウイルスだけでなく、大雨、地震、バッタの大量発生など世界中で自然環境が、何かメッセージを発しているように思います。これまであたり前のようにできていたこと。あたり前として受け入れていたことが、あらためて考えなければならないときであるようにも思います。私たちの周りの見える環境、見えない環境をあらためて大切にしていきたいと思います。

この環境は子どもたちにとっても大切なものです。特に同じ環境の中での繰り返しの保育は、生活のリズムそのもので、自分自身で判断しながらの毎日になってきているように思います。そんな子どもたちの繰り返しの時間は、いろいろな行事=運動会、クリスマス会などの本番に強い子どもたちへとつながります。

そしてこの年齢で臨機応変に対応する判断力や行動力が環境を整えることによって自然に身に付いていくことになります。だからこそ環境の準備、そのかかわり方を常に私たち大人が示さなければならないのです。

園長 泉 浩二