2020年9月 せいぼだより
今月のみことば
「天は神の栄光を語り、大空はみ手の業を告げる」(詩編19章2節)
夏休みは、如何でしたでしょうか。いろいろあり過ぎてあっという間に過ぎてしまったようにも思います。遅かった梅雨明け後は、猛暑が続きコロナだけでなく、熱中症の心配まで加わりましたが、これまでとは違うことが多い状況での時間を家族で過ごしたのではないでしょうか。今日から休み中のたくさんの思い出、体験といい色になった子どもたちの元気な声が戻ってきました。二学期の始まりです。
休み中のモンテッソーリ教育の研修会で、講師の先生が「子どもたちは、環境に恋をする」「見られている意識」を持つことを話してくださいました。人的な環境である教師、親として、どれだけ子どもたちに見られていることを意識しているでしょうか。私たち大人のひとつひとつの仕草にも子どもたちは関心をもち、同じようにしたいと思うそうです。そんな子どもたちにゆっくりと丁寧にして見せると、それを吸収して自分のものにしていくそうです。
ニ学期は、今まで以上に見られている意識と子どもたちの問いかけに耳を傾けることに意識してみてはどうでしょうか。
園長 泉 浩二