2021年5月　せいぼだより

今月のみことば

「見よ　兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」

（詩編１３３）

新年度も一カ月が過ぎました。新入園児も元気よく登園しているようです。なかには、「お母さんがいい」と言って、なかなかクラスに入らない子もいますが、今後の変化を楽しみにしたいと思います。

先日今年度初めての誕生会（4月生まれ）がありました。何度が経験している友だちもいれば、入園後初めての経験となる友だちもいました。参加した保護者の皆さんも、自分のお子さんの成長、そしてちょっとの不安を感じたかもしれません。でも安心してください。一番身近な人たちの期待に応えようとするのが聖母の子どもたちです。その子どもたちの身近な存在に一日でも早くなれるように職員一同頑張っていきたいと思います。先日の親子遠足でも話しましたように、コロナ感染が収まらない中でのスタートとなりました。たくさんの制限はありますが、今まで見えなかったこと、気付かなかったことを新たにする機会なのかもしれません。ある研修会で一人の人が、「コロナ禍だからこそできること、しなければならないことがあるはずです」と話されました。こんな時だからこそできる子どもたちへのかかわり方もあるのかもしれません。

園長　泉　浩二