2024年3月 せいぼだより

今月のみことば

「いつも喜んでいなさい。すべてのことのついて感謝しなさい。」

(Ⅰテサロニケ5章16・18節)

泉浩二園長年長さんの卒園の時が近づいてきました。子どもたちはもちろん、保護者のみなさん、先生たちもたくさんの思い出ができたのではないでしょうか。この思い出を記憶にとどめ、来年度以降にも大切にしていきたいと思います。

「一人でできるようになりたい!」 「どうすれば自分でできるか知りたい!」という強い願望が起こる時期。子どもたちは、先生たちにお友だちに「自分がしてほしかったことをしてもらった。自分でできるようになった。」このありがたい記憶が心に刻みつけられます。そして「自分がしてほしかったことを、してもらった」ので、自分も人が困っていることや、してほしいことに敏感になります。卒園する子どもたちも毎日のかかわりで、この体験を何度も繰り返し、成長した姿があります。

聖書にもある「自分がしてほしいことを、人にもしなさい」(ルカ6、31)を自然にできる子どもたちになります。聖母幼稚園での毎日の繰り返しを通して、この優しさ(隣人愛)が子どもたちも身に付いているように思います。子どもたちの新しい始まりを期待したいと思います。

最後に保護者の皆さまの一年間を通しての園へのご協力、ご理解に感謝したいと思います。

園長 泉浩二

聖母だより2024年3月号

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