2020年 5月せいぼだより
今月のみことば
「見よ 兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」(詩編133)
例年と違う新年度スタート。そして一学期がまだまだ続いています。4月から入園の子どもたちは幼稚園に、そしてクラスのお友だちにまだ十分に慣れることもできていないのかもしれません。4月5月の園行事ができないことによって、子どもたちだけでなく、保護者の皆さん、職員にも不安、戸惑いがあるようです。一日も早い通常の生活、保育に戻れるようにともに祈りましょう。
先日、昼のニュース番組に出演した武田鉄矢さんが、次のようなことを話されました。「一番悲しい話が、いつかは必ずうれしい涙の思い出になるような気がする。うれしい涙に出会うまで歩きましょう」と。新型コロナウイルスによって、暗く悲しい話が飛び交う中、たくさんの人たちの支えとなることばのように思います。当たり前が当たり前でないこと。いろいろなことをマイナスに捉えてしまいがちなこと。しかしそんな時だからこそ、今私たちに、そして自分に何ができるのか。何をしなければならないのかを考えることが大切なように思います。いっしょにがんばりましょう。
園長 泉 浩二