モンテッソーリ教育とは その2

子どもは前述した道筋(「自由に遊ぶ」⇒「繰り返す」⇒「集中する」⇒「達成感をもって自分から止める」)を自分自身で踏みしめていくと、自分から良い状態へと変わっていくのです。それは外から説教されたり命令されて変わるのとはまったくちがいます。モンテッソーリは、この事実を何度も見るうちに、「問い」を抱きます。

  • 「なぜ、いまそれを選ぶの?」
  • 「なぜ、繰り返すの?」
  • 「なぜ、集中するの?」
  • 「なぜ、集中すると変わるの?」

という「問い」です。

その「問い」に導かれて、科学者であったモンテッソーリは優れた知性をフルに働かせ、その根拠を求めて研究に取り組んでいきました。その根拠がわかると、発達に応じて子どもがやりたがることがあり、頭も働いているときには生き生きと繰り返し行い、繰り返し行うことが十分に保障されると深く集中していくということが明らかになったのです。

・・・つづく・・・

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